作業療法学生が臨床実習を乗り切るために必要なこと
どうもこんにちは
四月から私は作業療法士として病院で働きます。
そして同時期に作業療法学生の長期実習も始まりますね。
はじめての長期実習で不安な学生さんも多いはず。
私もそんな学生の1人でした。
そんな不安な学生さんに向けて、実習を乗り越えてまだあまり時間の経ってない私が味わってきたリアルな実習の現状と、乗り切るための秘策を伝授します!
私の大学は長期実習が二回あり、どちらも8週間で一人暮らしでした。
慣れない環境で一人暮らしをしながら周りには知らない人だらけの病院での実習、肩身の狭い思いをしながら過ごした辛い記憶が蘇ってきます(泣)
別に脅す訳ではないんですよ?笑
ただ、甘い気持ちで臨んで欲しくないだけです。
学生はミスを犯してもその責任はバイザーに問われるので、確かに中途半端な存在です。
しかし患者様にはそんなこと関係ありません。ケーシーを着た人は皆先生です。私も学生でありながら患者様には『先生』と呼ばれていました。
私たち作業療法士が1単位(20分)あたりに患者様から頂く金額をご存知ですか?
疾患によって金額は異なりますが、大体2000円くらいです。
そのお金を私たちはいただくので、たとえ学生であっても生半可な気持ちで患者様に触れてはいけないのです。
『どんなにレポートや職場での人間関係が大変で辛くても患者様のことを第一に考えて行動すること!』
この考え方を頭の中に常に置いておきましょう。
そうすると何のために自分がレポートなどの課題から追い詰められているのか原因がわかります。
私もレポートに追い詰められて一度辞めようかなと思いました。
しかしそんな時に患者様の顔が浮かんだのです。
『私の作ったリハプログラムを文句を言わずに実施していただいている。
私が患者様の為に出来る事はこの辛いレポートを終わらせて明日も笑顔で出勤し患者様とリハビリを行うことだ!』と目的を見失わずに済みました。
実習で落ちた同級生に話しを伺うと、やはり患者様第1に考えることが出来ず、辛さに負けて脱落した人がほとんどでした。(中には怪我でどうしようもない人もいましたが)
これから実習に向かわれる方も、常に患者様を第1に考えて乗り越えてください!
それではまた